作曲担当 古代祐三

演じるキャラクターの簡単な説明と、演じたキャラクターの印象をお願いします。


ヒメカミは、キサラギたちが地獄の塔で出会う謎の少女です。キサラギたちとは違うチームでヨミガエリに参加しているという設定のキャラクターですね。

最初に台本をいただいた時は、明るいキャラクターなのか暗いキャラクターなのかよく分からなくて、セリフのポテンシャルの落差が激しく、「できればみんなと一緒に居たい、でも独りがいい」みたいな、気持ちのプラスとマイナスのふり幅が大きく、役どころがつかみにくかったですね。最初のポジションは幽霊っぽく、「あの子は誰?」「えっ、そんな女の子いたっけ?」みたいな感じなのですが、中盤からは物語の重要なキーパーソンなので、ぜひ注目して下さい!


おしおきボイスやバトルボイス、シナリオボイスのレコーディングした感想は?


ナレーションのレコーディングはやはり、プラスとマイナスのふり幅が大きかったので、声のメリハリをつけるのに苦労しましたね。
でも、「それがヒメカミなのかな」って思っていくうちに慣れていって、ボソボソってしゃべったり、ワーって感情を爆発させてみたり、年代的にも思春期の女の子と同じなので、そういった年頃の女の子にありがちな不安定な心の表現も意識してみました。


「クリミナルガールズ」のゲーム企画が決まった時の感想はいかがでしたか?


私は普段はミウのような上から目線の上司役が多く、実は最初にオーディションで受けた役もミウ役だったのですが、資料としてはヒメカミもいただいていて、ヒメカミも演じてみたいなって思っていたんです。 そうしたら、オーディションの当日に審査員の方から「ヒメカミもやってみないか?」と言われて、演じさせていただく事が出来たんです。 そこでヒメカミは「自分にしかできない」っていう「やりがい感」みたいなものを感じていたので、後日「ヒメカミに受かりました」って聞いた時にはとっても嬉しかったですね!

ヒメカミの衣装やバラのデザインなど、自分自身の服の好みにも近いので、そういう部分でもヒメカミは気に入っています。 そうそう、オーディションの場でエンジニアの方に「まゆげの形がヒメカミにそっくりですね」って言われたのが印象に残っていますね(笑)。


「クリミナルガールズ」は、おしおきがひとつのキーワードとなっていますが、内村さん自身はおしおきをされた事がありますか?


しつけであれば人生おしおきだらけですね。私は4人兄弟で、末っ子なんですよ。私が幼稚園の頃に6つ上の姉を怒らせて、布団に巻かれて上に乗っかられて窒息しそうになったり(笑)。 上から姉、兄、姉、自分の順番で、女が3人いるので普段兄は温厚なのですが、怒った時のギャップが激しくて(笑)。そんな兄からのおしおきもありました(笑)。

これからおしおきされるとしたら相手によりますね。理不尽なおしおきは嫌です。自分が悪いと分かっていたら甘んじて受けますけど(笑)。


おしおきをした事ありますか?


私が姉から勉強を教わるときにスパルタだったので、私が友達に勉強を教えるときに同じようにスパルタにしてしまって、「言う前にやれ!」と言ったら「そこまで言わなくてもいいじゃん!」と言われて、泣かしてしまったことがありますね(笑)。
おしおきをする立場だったら、自分は痛いのとかが嫌なので、肉体的なおしおきよりも、精神的なおしおきのほうが良いです(笑)。


ゲームの少女達は地獄に落とされましたが、内村さんにとって地獄とはどんなところですか?


自分が存在しているのに、周りから全く居ないような扱いを受けたら地獄ですね。何を言っても聞こえない、誰からも見てもらえないような、人とのコミュニケーションが取れないような環境は地獄です。


「クリミナルガールズ」キャラクターソング「鏡のヴィーナス(Bonus Track ver.)」の感想をお願いいたします。


最初ヒメカミについては、歌う予定が無いと聞かされていたのでとても悔しくて、後日事務所から連絡があり「CD用のボーナストラックでキャラソン歌います」って聞いた時はすごく嬉しくて、何度も「歌っていいんですね?!」って聞いてしまいました(笑)。 事務所から連絡があった時、ちょうど事務所の最寄駅にいて、速攻で歌の資料を取りに行って練習しましたね。それぐらい嬉しかったです。

楽曲ついては最初に曲を聴いたとき、メロディがすごい好きでしたね。どちらかというと、おとなしく歌うよりも声を張って歌う方が好きなので、そういう意味でも「鏡のヴィーナス」を歌えて嬉しかったです。

歌詞については、もともとはキサラギ用の歌詞ということを伺っていたので、キサラギのキーワードであるホンモノとニセモノを「鏡」という表現で表していたのが良いなって感じていました。 でも、この楽曲についてはミウ役の田村さんと一緒に歌う事にも意味のある歌詞という事を伺って、その通りだと思いました。

歌う前は、少しキーが高いかなって思っていたのですが、意外と歌いやすかったので良かったですね。 もっとヒメカミらしく、ナチュラルに歌った方が良いかなって思ったのですが、このキャラクターソング全曲がダークサイドのキャラクターソングと伺ったので、それっぽく歌ってみました(笑)。 この曲はミウ役の田村睦心さんとデュエットで歌っていて、サントラでしか聴けない楽曲なのでぜひサントラを買って下さい!


「クリミナルガールズ」に期待したい事や、やってみたい事などありますか?


今回、地獄に堕ちた後のストーリーだったのですが、ゲームクリアー後の世界観でのゲームも遊んでみたいですね。RPGだけではなく、『クリミナルガールズ』の女の子と達との恋愛シュミレーションゲームもプレイしてみたいです。もちろん、ヒメカミもミウも入れて(笑)。深夜枠でのアニメ化も期待しています(笑)。


本編のゲームを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。


ヒメカミについては、本編に関わり始めの頃のヒメカミと、物語が進むにつれてヒメカミがどう変化していくのか、そして他の女の子達との関わりについても必見だと思います! ヒメカミのボイスについては、心境の変化にぜひ注目して欲しいですね。ボイスについては色々なお楽しみの要素があるので、ぜひ頑張ってゲームクリアーしてほしいと思います!

どのキャラクターも可愛いですし、100%完全クリアーを目指して欲しい作品ですので、ぜひ、ヒメカミと内村ともども『クリミナルガールズ』を宜しくお願いいたします!


―ありがとうございました!



クリミナルガールズ オリジナル・サウンドトラック情報
【タイトル】 「クリミナルガールズ」オリジナル・サウンドトラック
【発売日】 2010年11月4日発売
【価格】 3,360円(税込)
【品番】 VGCD-0206
【発売元】 5pb.
【販売元】 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

ゲーム内のBGM、キャラクターソング(フルサイズ)、OP・EDの
ショートverを収録したディスク2枚組で贈る、オリジナル・サウンド
トラックです。

サウンドトラック発売記念イベントが決定!
【開催日】 2010年12月5日(日)
【内容】 1回目:13:00~トーク&ミニライブ
            2回目:16:00~トーク&サイン色紙お渡し会

対象店舗にて、対象商品を、ご予約(全額内金)もしくは、ご購入下さいましたお客様に、 先着でイベント参加券を先着で配布いたします。
本タイトルに出演している声優さん陣による、トークあり歌あり!?のイベントとなっております。
詳細については以下のURLよりご確認くださいませ。
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