アルカディアスの戦姫

NEWSTORY

世界観

舞台はモンスターと呼ばれる、異形のものが跋扈する大陸。
大陸にはいくつかの大国が存在し、国は兵を各地に配備することで、モンスターの脅威から人々を守っている。

また、各国には人々の暮らしを守るため、自ら戦場へと赴く”姫”がいる。
剣を手に、美しくも雄々しく戦場を駆けるその姫は、人々から”戦姫(いくさひめ)”と呼ばれている――

あらすじ

◆戦場を駆ける可憐な戦姫の物語

天真爛漫で元気いっぱい。
国民から“ぷっちゃん”の愛称で親しまれるシュヴェールト王国の戦姫(いくさひめ)プリュムは、 その圧倒的な戦闘力を武器にモンスターの脅威から人民を守り続けていた。

そんな順風満帆な戦姫としての日々を過ごしていた彼女だったが、 ある日、突然現れた”巨大なモンスター”に彼女の大切な兵士たちと従者の命が奪われてしまう。

討伐任務の失敗、そして信頼していた従者と兵士たちとの死別・・・

この悲惨な出来事をきっかけに、プリュム本人と、彼女を取り巻く環境が、これまでとは大きく変わっていくことになる――

NEWキーワード

◆キーワード01『大陸』

【世界から隔絶された大陸“ウェルテクス”】
四方を海に囲まれた大陸。
東部・中部・西部と大まかに三つに分けられ、それぞれアルマトゥーラ、ヴェロス、シュヴェールトと呼ばれる三つの大国が治めている。
動植物の他にそれらを食料源とするモンスターがおり、人間は自らの命を守るためにモンスターと戦っている。

◆キーワード02『王国』

【穏やかで豊かな国“シュヴェールト”】
ウェルテクス大陸の西部を治める国。
農業が主産業で穏やかな気風の国
三つの国の中でもっともモンスターの出現率が低く、その辺りが国の気風に大きく影響している。
しかし最近はモンスターの出現率が奇妙なほどに上がっていると言う・・・

◆キーワード03『戦姫』

【民に愛される王国の姫】
自ら剣を取り、モンスターの脅威から人々を守るため戦場を駆ける”姫”
一騎当千の力を持ち、どんな脅威にも屈せず戦い続ける英雄として慕われている。
戦姫の名を出せば国民の誰もが笑顔になるといわれている。

◆キーワード04『城』

【ガチョウの王が住む城】
シュヴェールト王国の中央部にある、王の住まうアイゼン城。
この国の王は何故か”ガチョウ”の姿をしているらしい……。
壮麗なお城の景観だが、大理石で作られているため底冷えするとか。
お城の周囲にある湖は現王の強い要望で「アヒル湖」に改名された。

◆キーワード05『城下町』

【城下に広がる町並み】
国内外の品が一手に集まる場所。
武器やアイテムの売買だけでなく、武器屋に素材を持ち込んで、武器を強化してもらうことなどもできる。
特にプリュムや兵士たちは、武器横町と呼ばれる専門街を利用している。

◆キーワード06 『姫兵団』

【王国一の最強兵団】
王都を拠点とし、戦姫を頂に据えるシュヴェールト王国の最強兵団
姫兵団の兵士には、守護兵団の中でも優秀な者が選ばれることが多い。
姫兵団は、各地方の守護兵団では手に負えない事態に対応する。

◆キーワード07 『守護兵団』

【王国各地の守護者たち】
王国の東西南北に配置された、各地を守護する兵団
戦場での活躍によっては役職を与えられ、他兵団へ異動となる兵士もいる。
そのため所属兵団と出身地が異なることも多い。

◆キーワード08 『兵団の再編』

【再編が急がれる姫兵団】
謎の巨大モンスターにより壊滅させられた姫兵団は、現在再編中。
特に近年はモンスターの出現率が上がっており、大量のモンスターの掃討に姫兵団が必要とされることも。
また、シュヴェールト王国の隣国において“とある兵団が奇妙な動きをしている”などの不穏な噂もあり、守りの要である姫兵団の再編が急がれている。

◆キーワード09 『アルマトゥーラ王国』

【軍事の国“アルマトゥーラ”】
大陸東部を治める軍事国家。
三国の中でもモンスターの出現率が最も高く、国内では日々、防衛のための兵器開発や兵団の強化が行われている。

◆キーワード10 『他国の戦姫』

【民を守る三国の戦姫】
戦姫はシュヴェールト王国だけでなく、隣国ヴェロス王国と東部のアルマトゥーラ王国にも存在している。
シュヴェールト王国の戦姫“プリュム”と同様に、非常に強い力を持っている。

◆キーワード11 『古の地に眠る巨大兵器』

【古の地に眠る巨大兵器】
大陸各地の遺跡には遥か古の時代に作り上げられたとされる、巨大な兵器達が眠っている。
兵器の中にはモンスターのような姿をしたものもあり、時折何かの拍子に動き出しては、周囲に被害をもたらす。
特に最近は起動・暴走する兵器が続出し、人々の平穏が大きく脅かされている。
強大な力を誇るため普通の兵団では対処できず、戦姫率いる姫兵団にのみ、討伐命令が下っている。

◆キーワード12 『おとぎ話』

【世界を滅ぼす歌の伝承】
遥か昔、世界には人の心を惑わす恐ろしい“歌”があり、その歌い手たちがいたという。
歌の担い手たる“彼ら”は歌で人々を洗脳し、操り、世界を破滅へと導いたとされる。
現在、ウェルテクス大陸にこの伝承を信じる者はほとんどいない。
多くの人々は伝説、子供向けのおとぎ話として考えている。
しかし、一部にはこの伝承を“本当にあったこと”だと信じ、歌とその担い手たちの“再来”を恐れている者もいる。

【ルウィンティア】
おとぎ話の中で語られる、伝説の化物
歌を使い人々を洗脳する、とても恐ろしい存在として伝えられている。

◆キーワード13 『王国の秘宝』

【王城に眠る遺産】
シュヴェールト王国の象徴である王城の地下には、大昔の“遺産”が眠っているという噂がある。
王や一部の関係者のみが、それを見ることができると言われている。

◆キーワード14 『兵団の失踪』

【消えた兵団】
ある時、モンスター討伐に向かったはずの東方兵団が帰還せず、消息を絶つという事態が発生する。
プリュムたちは、消えた東方兵団の行方を掴むため、東方兵団のモンスターの討伐地へ調査に行くことに。
だが、そこにいたのはモンスターでも東方兵団でもなく、虚ろな目をしたアルマトゥーラ王国の兵たちだった――。

【幽霊船】
嵐の夜にだけ現れると言われる謎の幽霊船
そこに行方不明だった東方兵団の姿を見た、という情報が王城に舞い込む。
東方兵団の消えたモンスター討伐地に引き続き、プリュムたちは幽霊船の調査にも乗り出すことになる。

NEW

◆キーワード15 『監察方』

【王の目と耳】
“監察方”はシュヴェールト王国の王“シグト”が自ら指揮を執り行う、王直属の情報戦略部隊
日夜各地の情報を収集し、王へと報告を行っている。
特に監察方の報告した情報は、国の政治や軍事判断の材料として扱われるため、その役割は非常に重要
戦姫の“従者”と同じく、能力の高い者達が監察方の役職についている。

【シュヴェールト王国の監察方は変わり者】
個性豊かな人物が多いシュヴェールト王国。
皆一癖二癖持った変わり者ばかりだが、王直属の監察方には、特に変わった性格の持ち主達が揃っている。
国外に出て危険な任務をそつなくこなすが、自分好みの可愛い女の子をスカウトして来てしまう(こともある)マリアンヌ
国内のあらゆる情報に精通するが、女とみたら誰彼構わずセクハラ発言を繰り出すディーチェ
問題行動の多い彼らに、直属の上司であるシグトは常日頃から頭を悩ませている。

NEW物語

◆物語のはじまりは、別れと出会いから

巨大なモンスターの討伐に向かった、シュヴェールト王国の戦姫プリュム
だが、彼女の活躍もむなしく、大勢の兵士と大切な従者の命が失われてしまう。
そんな悲劇から数日後…
自分のふがいなさに落ち込むプリュムの前に、新たな従者が現れる――