ファントム・キングダム

◆ストーリー◆
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全知全能の書
「これで魔界の運命も変わる」、そう安心したゼタが
全知全能の書を開くと、そこには驚愕の記述がある。
「アホ魔王ゼタ、そのバカさ加減ゆえに魔界を消滅させる」
その内容に激怒したゼタは、全知全能の書を燃やしてしまう。
すると直後、ゼタが立っている魔界が炎の海と化していく。
「魔界のすべて」が書かれた書が燃えてなくなること――
それは、同時に魔界がなくなることを意味していたのだった。

消滅
魔界を飲み込もうとするゼタの炎。
絶体絶命のピンチから逃れるため、ゼタは燃え尽きる前の全知全能の書に「コンファイン(憑依)」する。
ゼタの統括する魔界は消え、残ったのは全知全能の書に憑依したゼタのみ。
ゼタは何もなくなってしまった虚無空間を漂うことになるのだった。

そして、後に残ったのは、魔王ゼタがコンファインした全知全能の書だけだった。

再生の始まり
全知全能の書と成り果て、虚無空間を漂うゼタ。
そこに別の魔界を統治する「予言者プラム」が、「邪神ヴァルヴォルガ」を引き連れやってくる。
全知全能の書に願い事を書き込んでいけば魔界を復活させることができる、というプラムの言葉を信じ、ゼタは別魔界の魔王でもある彼らに、魔界を創造するための協力を求めるのだった。

しかし、そう素直に協力する魔王たちではない。
新たに作り上げた魔界には、ちゃっかり罠を仕掛けていることが多々ある。
ゼタは己の魔界と元の身体を取り戻すために、次々と立ちはだかる試練に挑むのであった。

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