概要
「夜廻」は昼とは全く違う顔を持つ不気味な夜の街を探索するゲームです。
懐中電灯を手に夜道を進む
闇に包まれた街の中には、灯りがなければ判別できないものがたくさんあります。道沿いや道端に気になるものがあれば、"懐中電灯"で照らしてみましょう。
夜に見る街の姿
夜の街にはどこか、言いようのない不気味さが漂っています。昼間人気があった場所も、夜になると静かになり、少し雰囲気が違って見えます。
夜闇に潜む恐怖
夜の闇には、得体のしれない"恐怖"が潜んでいます。暗い夜道、道端の街灯下に佇む黒い人影。ふと背後に感じる、誰かの気配…。闇に感じる恐怖は、どこか不気味悪さもあります。近づき、光を当てれば恐怖の正体がわかるかもしれませんが、それは"危険なもの"かもしれません…。
ゲームの流れ
夜の闇の中に消えた、大切なものを探して
少女は消えた愛犬・ポロと姉を探すため、不気味な夜の街を探索します。
公園、古い学校、さびれた商店街など様々な場所を訪れて、愛犬と姉の手がかりを探していきます。
夜道の探索
探索する
道沿いや道端には様々なものが立ち並んでいます。
大半のものは暗闇に包まれていますが、懐中電灯の光を当てることで判別が可能になります。
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懐中電灯であたりを照らすと、何かを発見することも。
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「?」が出たときは、注意深くあたりを調べてみましょう。
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「!」が出ると、「落し物」を拾うなどアクションが発生します。
拾い物
探索中に見つけたものは、拾って持ち歩くことができます。拾い物は思わぬ場面で役立つことがあり、探索を進める上でも重要な鍵になります。
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【石】投げたり、目印に使うことができる。
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【お金】特定の場所で必要になる硬貨。
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【スコップ】砂場など特定の場所で使用できる。。
探索範囲を広げる
序盤は進むことができなかった道も、拾った物を使用したり、シナリオを進めていくうちに進めるようになります。
道を解放し、いろんな場所へ探索範囲を広げていきましょう。
街中の噂を辿る
街中にある“掲示板”や“ゴミ捨て場”を調べることで、周辺の情報や探索に役立つ物を得られることがあります。
また、街の各所には“不審な噂”も流れています。
手に入れた情報や噂を辿り、消えた愛犬と姉の行方を追いましょう。
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住宅街にある掲示板には、犬の騒音被害に関する内容が記載されている。
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学校ではプールで行方不明になった女の子がいるなど、不審な噂がたくさんある。
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寂れた商店街で、ショーウィンドウのマネキンが夜な夜な動くという。
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街外れにある林。人気がなく、子供の行方不明が多発しているらしい。
恐ろしいもの
夜道に現れる”恐ろしいもの”
少女の行く夜道には、恐ろしい危険も潜んでいます。
道沿いの街灯下に佇む、黒い人影。
背後に感じる、誰かの気配。
それらは恐怖として感じるだけでなく、実体を伴って少女を襲ってくることがあります。
闇に紛れたそれらと出会った時、少女の身に危険が訪れます。
出没する”お化け”
夜道には様々な姿形をした”お化け”が出没します。
お化けの多くは悪意や敵意を持っており、少女を見つけると襲ってきます。
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【街灯下の影】街灯下に佇む人の形をした影。人のようでいて、人ではない別の何か。
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【子供の霊】事故で命を落とした子供の霊。何が楽しいのか、大きな口をあけて笑う。
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【道ふさぎ】大きな目と口を上部に持つ異形。クモのような足で街を這いずる。
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【盲目の霊】何らかの事故により、目と命を失った盲目の霊。足音や物音に敏感に反応する。
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【顔面岩】林や山に潜む、人の顔をした岩の怪異。光をあてると動き出し攻撃してくる。
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【化け猫】巨大な猫の頭部をしたお化け。普通の猫に化けており、近づくと姿を変えて襲いかかってくる。
心臓音システム
お化けが近くにいると、少女の心拍数が上がり、心臓音と共に画面が脈打ち始めます。
心臓音が鳴っている間は長い距離を走れなくなったり、一部の行動にも制限がかかるようになります。
お化けは、マップにある「草かげ」や「看板の裏」に隠れることでやり過ごすことができます。
隠れている間は見える視界が狭くなりますが、心臓音にあわせてお化けのいる位置が明滅するため、
大体の場所を知ることができます。
お化けを回避する
お化けに遭遇した時、“探索中に入手したもの”を利用することで、回避が容易になる場合があります。
持ち物とお化け、それぞれ特徴を理解して、効果的な回避方法を見つけてみましょう。
彷徨うもの
幾度の夜を超えて、闇の中を彷徨い続ける――
探索を進めていると、奇妙な行動を取るお化けと出会うことがあります。
お化けの多くは過去に悲しい出来事を体験しており、少女と同じように、何かを求めるようにして夜の街を彷徨い続けています。
注意深く彼らの動きを見ていれば、彼らの求めるものや、この世に留まる理由がわかるかもしれません。
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お化けたちは怖いようでいて、どこか切なさを持ち合わせている。
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街路を走る首無し馬。毎晩同じ道を走り続けている。
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誰かに捨てられた、メリーさんの人形。捨てられた恨みと悲しみから、今でも持ち主を探しさまよい続けている。
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夜の公園に出没する、大きなだるま。なぜか両目が描かれておらず、子供をみかけると遊び相手に誘ってくる。