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発売記念イラスト


開発者インタビュー

  • 企画・キャラクターデザイン
    溝上侑

  • シリーズの生みの親である溝上侑に『夜廻三』の魅力や過去作からの変更点をインタビューしてきました。 『夜廻三』の物語やシステムの注目ポイントを開発者自ら回答しております。

『夜廻三』の構想はいつから?

『MAD RAT DEAD』を作り終えた半年後に、会社から『夜廻三』の制作の話がきてからです。
個人的には深夜廻で完結させたつもりだったので作れるかどうかわからなかったのですが、
ディレクターの廣瀬が「面倒見るから…」と励ましてくれたので最後までやりきることができました。
今作は制作期間が少なかったので、その分たくさんの人に手伝ってもらっています。

  • 『夜廻三』
    2022年4月21日発売

  • 『MAD RAT DEAD』
    2020年10月29日発売


シリーズを通して子供のころに経験したことをテーマにしていると感じていますが、今回「思い出」をテーマに据えたのにはどんな理由があるのでしょうか?

重要な記憶を何故忘れてしまうのだろう、というざっくりした問いかけからシナリオを書き進めていきました。
嬉しい出来事や優しい思い出、そして、それらを気づかないうちに忘れていく切なさを描いたつもりです。 こうして書いた夜廻三の物語が、皆さまにとって大切な思い出になると嬉しいです。


既に2作出している中でゲームのシステムを変更するというのは勇気がいることだと思うのですが、今回は何故「隠れる」を「目を閉じる」に変更したのでしょうか?

隠れるとお化けから逃れられますが、お化けが去るまで待つだけなのは時間が勿体ないと感じ、前々から変更したいと考えていました。
今作では目を閉じた状態でも歩くことができるので、目を閉じた状態でお化けからゆっくり遠ざかるような、ヒリつくシーンも多いのではないでしょうか。


ストーリーに沿った攻略から、ユーザー毎に自由に攻略が出来るようになったのも大きな変更点だと感じます。
これについてはどういった意図で変更したのでしょうか?

過去2作にてプレイされる方それぞれが、街を歩いているときに違う物に興味を抱いていることに気づき、色々なプレイスタイルで楽しめるようにしようと考えたためです。
夜廻自体、色々な楽しみ方ができるおもちゃ箱みたいなゲームですもんね。
今作はオープンワールドのような、自由に探索ができる仕組みを採用しています。


大きな変更がありシリーズユーザーも新鮮な気持ちでプレイできるナンバリングになったと感じますが、既にシリーズに触れたことのある方々に、特に過去作からの変化を楽しんで頂きたいポイントはございますか?

今作は主人公に感情移入して欲しかったので見た目を好きな感じに変えられるようにしました。
皆様に主人公となってもらい、今までの夜廻には無い場所や新しいお化けとの出会いを、新鮮な気持ちで楽しんでいただきたいです。


『夜廻』シリーズに初めて触れるユーザーに楽しんでほしいポイントを挙げるとしたら何になりますか?

身近で馴染みを感じるような街を舞台にしているので、現実では入ってはいけない場所に入るドキドキ感が味わえます。静まり返った夜の街の雰囲気を楽しんでもらえると嬉しいです。
あと、夜廻のお化けはかわいめに描いていますので怖いのが苦手な方でも大丈夫ですよ。


公開しているだけでも目新しいマップが増えたと感じますが、過去作と比べてボリュームは増えていますか?

かなり増えていると思います。行けるマップが増えたうえに、それぞれのプレイスタイルや、謎を解き明かせるかによって、クリアまでのプレイ時間は大きく変わると思います。


ゲーム中では各場所に合わせたお化けが登場いたしますが、お化け以外にも場所によって異なる作りになっている部分はございますか?

ステージごとにコンセプトを持って作っているので、場所ごとに全く違う遊びができ、飽きずに進められるように作りました。 また、落ちているアイテムや置いてある物等で、それぞれの場所で過去に何があったか思いを馳せるのも楽しいと思います。


「よまわりさん」「コトワリさま」などシリーズには印象的で物語に深く関わってくるお化けがいましたね。今作では「人面鳥」がそのお化けに当たるかと思いますが、「人面鳥」はどのように物語に関わってくるのでしょうか?

重要なお化けだと思います。このお化けの秘密を紐解くことによって、『夜廻三』の物語の全体図が見えるはずです。街を探索して、落とし物を拾い、このお化けについて色々考察してみてほしいです。


『夜廻三』の発売を心待ちにしていたファンに対するメッセージをお願いします。

深夜廻から長い時間待っていていただきありがとうございます。
皆さまのご好評のおかげで、夜廻シリーズとして作り続けられて心より嬉しく思います。
今作も是非楽しんでくださいませ!