ゲームの流れ

 本編シナリオは章立てで構成されています。
 各章は、『アドベンチャーパート』『捜査シミュレーションパート』『真相解明パート』という3つパートに分かれています。

① 『アドベンチャーパート』:探偵たちの会話や選択肢によってストーリーが進行します。
② 事件発生!探偵たちが捜査に乗り出します。
③ 『捜査シミュレーションパート』: 探偵たちを指揮して事件現場を捜査します。
④ 『真相解明パート』: 集めた証拠や情報を組み合わせ、犯人を特定します。
→無事に事件を解決!①へ戻り、ストーリーが進行します。

アドベンチャーパート



 各探偵たちとの会話や選択肢によって物語が進んでいきます。

 『八ツ裂き公事件』への対策会議のため、モルグ島にある『探偵同盟』本部へ集まったメンバーたち。しかし、正体不明の八ツ裂き公に襲撃されて探偵同盟の本部は壊滅し、探偵たちは孤立してしまいます。
 探偵たちとの会話を進めながら、事件の手がかりを捜査しましょう。

捜査シミュレーションパート



 ストーリーが進むと捜査シミュレーションパートが始まります。
画面内の説明
 捜査シミュレーションパートでは、探偵デバイスの位置共有機能をオンにした探偵の位置が、マップ上に表示されます。

 また、探偵たちのアイコンの他、下記の要素を確認することができます。

ミステリーポイント(MP)
 探偵たちの解くべき謎が配置されています。各MPには解明値が設定されており、解明値は探偵たちの『推理』によって減少し、ゼロになると対象のMPがマップ上から消え、証拠品を取得可能です。
 ただしMPの中には、『推理』不可能なロック状態のものも存在します。ロック状態のMPは、証拠品の『検証』や、他のMPを解くことにより開錠することが可能です。開錠すると、通常のMPと同様、解明値が設定されているので、謎を解くことが可能です。

エビデンススクエア(ES)
 証拠品を発見できるエリアです。探偵たちが『調査』を行うことで、証拠品を発見することができます。ESで発見した証拠品はまだ『検証』できていないものとなりますので、発見した証拠品は忘れずに『検証』するようにしましょう。


ワードポイント(WP)
 探偵たちが『調査』を行うことで、語録を発見することができます。各マップに複数個用意されているため、手が空いている探偵たちで『調査』を行うとよいでしょう。捜査シミュレーションパートクリア後、語録辞典より、取得した語録の内容を確認することができます。


デッド・へリング(DH)
 危険なエリアです。犯人の残した罠などが存在しており、各ターンの終了時にエリア内で探偵たちがとどまっていると、ゲームオーバーとなります。DHにも解明値が設定されており、探偵たちの推理により、破壊することが可能です。

探偵たちの行動について
 探偵達はあらかじめ決められた行動を取ろうとします。プレイヤーが介入をしない限り、探偵は決められた行動を行うことになります。
 探偵によっては、近くのESを調査せずに遠くのMPへ向かっていくので、それらの探偵を介入して、プレイヤーが望むように謎を解いていきましょう。
介入メニューについて
 探偵にカーソルを合わせ、Aボタンを押すと介入メニューを開くことができます。
 介入が可能な探偵は介入メニューから、介入を行うことができます。
 各探偵には、ターンごとに移動権と行動権が一つずつ与えられ、それらが消費されるまで、介入を行うことができます。

 各探偵は介入の有無に応じて、『先行捜査』や『捜査開始』のタイミングで、移動権・行動権を消費します。消費するまでは、探偵にカーソルを合わせBボタンを押すことで、介入した内容をキャンセルすることが可能です。


 介入は、下記5つの項目を行うことができます。

移動

 移動権を消費し、探偵を移動させることができます。移動できる範囲は、各探偵に設定されている移動力によります。また、他の行動を行っていない場合に限り、行動権を使って全体移動を行うことができます。Yボタンで切り替えることができます。
 全体移動はマップ全体を移動できるため、怪しい場所にあらかじめ移動しておくなど有効に使用しましょう。ただし、全体移動を行うと、移動権だけでなく、行動権も消費するため、全体移動に頼りすぎず、早め早めの行動を心がけましょう。

推理

 行動権を消費し、隣接するMPまたはDHを『推理』することができます。一度の『推理』で削ることが可能な解明値は、各探偵に設定されている推理力によります。
 『推理』により、MPまたはDHを解明することで、捜査を進展させたり、探偵の安全を確保したりできます。

検証

 行動権を消費し、入手済みの証拠品の『検証』を行います。『検証』できる証拠品については、ESで発見したもの、またはストーリー上で入手したものが該当します。各証拠品には検証難易度が設定されており、その値を各探偵に設定されている検証力が検証難易度以上であれば、『検証』を行うことができます。

連携

 『推理』をしている探偵、または行おうとしている探偵と『連携』をすることにより、行動権を消費し、推理共鳴を発生させることができます。推理共鳴は、『推理』を行う探偵の推理力と、『連携』を行う探偵の連携力を足した値をMPやDHの解明値へと与えることができます。『推理』よりも『連携』が得意という探偵には、積極的に『連携』を行ってもらいましょう。
 また、『連携』は最大で推理を行う探偵を含め4人まで行うことができます。

調査

 行動権を消費し、探偵の周囲を『調査』します。調査範囲は、各探偵に設定されている調査力に応じて変動し、調査範囲内にESやWPなどが含まれていると、それらを入手することが可能です。
先行捜査
 『先行捜査』は、介入した探偵の行動を先に行うことができます。先に行動を行うことにより、見つかった証拠品を別の探偵で『検証』を行う、MPの謎を解いたことで新たな謎が見つかるなど、行動結果に応じて変わる可能性があるため、介入を行った場合は、『先行捜査』をして、あらかじめ行動を行うとよいでしょう。ただし、『先行捜査』を行った探偵は、介入のキャンセルができなくなるのでご注意ください。
捜査開始
 『捜査開始』は、介入した探偵たちと未介入、介入できない探偵が一斉に行動を行います。
 介入されていない探偵はあらかじめ決められた行動を行います。
 捜査開始が完了すると、各探偵の移動権、行動権が回復し、残りの時間(ターン)が減少します。
クリア条件と全滅について
 すべてのMPを解くと、捜査シミュレーションパートはクリアとなります。
 ただし、各マップには特殊なマップを除き、時間(ターン)制限があり、その時間内で捜査が完了しない場合、ゲームオーバーとなってしまいます。
 時間制限がある中、探偵達に指示を出して、謎をすべて解き明かしましょう。

真相解明パート



 真相解明パートでは、発生した事件の謎を解決していきます。

 探偵たちから謎が提示されますので、選択肢の中から正しい回答を選び、事件を解決していきましょう。
 ※真相解明パート中はセーブができません。捜査シミュレーションパート終了後にあるセーブは忘れずに行いましょう。


 真相解明パート中は信頼度と呼ばれるパラメータが存在します。
 信頼度は正しい選択肢を選ぶことにより上昇し、正しくない選択肢を選ぶことで減少します。
 信頼度が無くなってしまうとゲームオーバーとなりますので、正しい選択肢を推理して回答していきましょう。

 事件終了後、事件概要報告書が表示されると真相解明パートは終了となります。