流行り神 警視庁怪異事件ファイル
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「雨格子の館」「奈落の城」「氷の墓標」

今回の特集は2007年から2010年に発売された「雨格子の館」「奈落の城」「氷の墓標」の3タイトルです。
「流行り神シリーズ」とはまた違う、本格派推理アドベンチャーとして制作されたこれらタイトルについて、制作を担当した株式会社フォグの社長である宗清紀之氏に話を聞きました。


【株式会社フォグ:宗清紀之】

「どういう形でタイトルに関わったのか、その経緯など」

フォグブランドで展開していた探偵アドベンチャーシリーズ
「MISSINGPARTS」の企画チームから、
クローズド・サークルものの本格推理アドベンチャーを
新規にやりたいと提案がありまして。
私個人も密室モノの雰囲気は好きだし、
本格推理は是非やりたかったので、進めることにしました。

「背景の絵の枚数やキャラの数もかなり絞れるな、
ゲヘヘ・・・なんせ『密室』だけに・・・」という
下世話な動機がなかったとは言いませんが。

「開発当時、楽しかったこと、苦労したこと」

新しいキャラクターデザイナー(西野君)を登用したこと、
恥ずかしながら3Dが初体験だったこと・・・など、
「初めてのこと」が多かったので、最初は思ったより苦労しました。
また、企画チームがMPどころではない膨大な分岐を設定してきたので、
検証が大変でした。
正直、デバッグで3D酔いもしました。
楽しかったことですか?・・・楽しかったこと・・・・・・・・・
(開発なんて苦労ばかりなのです)

「今思い返して、思い出に残っていること」

一作目のアリバイ表や、二作目の時計のトリックなど、
細かいところの難易度設定で夜中まで企画チームとやり合いました。
特に時計のトリックについては、
私自身はちんぷんかんぷんだったのですが、
「他のチームの若手何人かにやらせてみましたが、皆自力で解きましたよ」
と言われた時ほど、年齢を感じたことはありませんでした。

「一番のオススメポイント」

それは今の時代には合わないかも知れないんですけれども、
「長く遊べる」ソフトだと思います。
「こんな細かい分岐の先まで書かなくていいだろ」
というところまで作りこんであります。
少々難易度は高めだと思いますが、
「事件解決がノルマ」と頭ごなしに決め付けず、
一柳和くんの立場を素直に演じて頂ければ、
色々な展開を楽しむことができるはずです。
何卒、宜しくお願い致します。



どうやってタイトルが生み出されたのか、そしてどう制作されたのか。
その一端が垣間見えるインタビューとなりましたがいかがでしたでしょうか。

「雨格子の館」「奈落の城」はPS2®版とPSP®版で、
「氷の墓標」はPSP®で、それぞれ発売中です。

全国のゲーム専門店や当社通販などで購入することが可能です。
またPSP®版については、PlayStation®StoreにてDL版も配信中。

…と最後に、期間限定のお得情報を告知させて頂きます!

2011年10月11日から11月14日まで、
『一柳和の受難シリーズキャンペーン in 2011Autumn』を開催致します!
キャンペーン期間中、PSP®のDL版のセールを実施いたします。

このインタビューで「一柳和の受難シリーズ」を知った方にとってまたとない機会かと思いますので、
よろしければぜひ一度プレイしてはいかがでしょうか?

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それではまた次回の更新も楽しみにお待ちくださいませ。

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