今回は入社3か月目の新人スタッフゆうきヒーローが、2023年6月29日に発売となる異能×学園RPG『シカトリス』のプレイレポートをお届けいたします。
日本一ソフトウェアのゲームはほぼプレイ経験なしという初心者なので、「いったいなんでこんな奴がやってんだ」と思われるかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いいたします。
プロローグ
まずは難易度選択です。
下の「???」が圧倒的な存在感を放っていますが、ここは迷わずイージーを選択。
ゲームが下手だからというわけではなく、皆さんにわかりやすくお伝えするためです。
いきなり、ほのかなタイムリープとともに後悔してそうな気配を感じます。
いったい何をあきらめないのでしょうか。
え、、、いきなり戦闘。しかもボス。
やばいです。まじ、ゲキヤバです。絶対死にましたわ。
しかも友達のようです。悲しすぎます。
テンションの高い友達兼BOSS兼生徒の永宮志弦さん。
どうやら涼平君いわく、無力化できれば治療できるご様子。
ならば、あきらめるわけにはいきません。
1ターンにつき生徒の提案を1つ選択し、行動するようですね。
この世界において物理攻撃を破識攻撃、魔法攻撃を虚識攻撃というようです。
私も日常生活で使おうと思いましたが、場面が特に思いつかないので止めておきます。
とりあえず、基本的脳筋原理主義を提唱している私は何となく威力が高い篠森若葉さんを選択。
まったく効いていませんね。
まあまあ、耐久戦に切り替えればいいわけですし、気にしていません。
そんな、どんな困難も気にしない私は再び脳筋へ。
様子を見ているようなので、殴り続けます。
仲間になりたいのでしょうか。
強すぎる永宮志弦(友達兼BOSS兼生徒)さん。
でしょうね。
いやまあ予想はついてましたよ、はい。
豪勢な伏線が張られたところで、美少女らしき声が聞こえます。
美少女(仮)いわく、異能は人と人が分かり合えるように授けてくれたらしいです。
999ダメージという圧倒的な暴力を振るわれた私にとって、反応に困ります。
目覚めた主人公
看護師によって目覚めた主人公:神谷蓮史さん。
どうやら主人公は、中学生のころ異能に目覚め、寮制の異能クラスに入学したご様子。
見山雪乃さんという特別なパートナーもいたみたいですね。
ははーん、さては学園異能ラブコメですね。
これから、過去にさかのぼり伝説の木の下で告白するに違いない。
もう、永宮志弦(友達兼BOSS兼生徒)さんのことは忘れて、楽しみましょう。
卒業後、雪乃さんと神谷蓮史(主人公)さんはAUT(対異常異能班)に配属されているご様子。
突然鳴り響く携帯電話。緊急招集のようですね。
さっそく、永宮志弦(友達兼BOSS兼生徒)さんとのバトルで鍛えた経験を生かせるチャンスです。
現場に向かうと風間修治郎(異能捜査一課刑事)さんが出迎えてくれます。
どうやら事件のご様子です。
風間さんが止めに入りますが、主人公は構わず現場へ。
いいぞ神谷蓮史さん、それこそ主人公だ。
そこには、横たわった血まみれの女性らしきものと傷だらけの男がいました。
なんとこの女性はあの見山雪乃さんだったのです。
もうやめてください。謝ります。
なぜ、開始5分でこんな悲しすぎる展開が続くのでしょうか。
私と神谷蓮史さんは、なぜこんなにも業が深いのでしょうか。
「海底2万マイル」のネモ船長張りの業の深さを持つ神谷さんの意識が途切れ、3か月後の4月2日に場面は移ります。
教師生活Start
なんと、神谷さんは教師になっていました。
あれ以来能力が喪失し、AUTを離れ、セカンドキャリアとして異能だけの特別クラスの教師として就職したそうです。
すると一人の少女が声をかけてきてくれました。
謎の少女の正体は異能クラスの生徒の朝日透真さんでした。
とても親切な少女です。安心しました。
市内屈指のヤンキー校とかだったらどうしようかと思いました。
彼らはどうやら生徒であると同時に、RAUTと呼ばれるAUTの予備隊だそうです。
生徒まで借り出されるとは、ブラック社会もここまで来ているという問題提起すら感じます。
暗黒社会撲滅委員会委員長兼総帥兼会長兼理事長の私として見逃せません。
さていよいよ、寮に着いたら生徒たちとご対面です。
まさか、入社3か月でゲームの中の小娘におっさん呼ばわりされるとは思ってもみませんでした。
大体、新しく入ってきた若い先生って顔がそんなに良くなくても、何か人気になってしまう法則があるものだと思っていました。
どうやら、彼女の名前は篠森若葉さんと言って、男子生徒だけではなく先生と住むのがご不満の様子です。
そんなこんなで、生徒たちと対面します。
一人見当たらないようですが、親睦を深めるため料理を振舞おうとしたそのとき……。
出たな永宮志弦。
一見どこにでもいる明るい少女ですが、私は騙されません。
彼女は冒頭1分で私たちを絶望へと突き落としたあの永宮志弦です。
思わず身構えるも……特に危険な空気は感じられません。
冒頭の姿はいったい何だったのでしょうか……?
その後、夕食の準備をしていると警報が鳴り響きます。事件です。
拠点メニューで事件が解放されたので、事件に向かいます。
初任務
まずは捜査報告書をもとに作戦を立てます。
被疑者は沢村樹希、うまく弱点を突いていきたいですね。
イージー以外の難易度では戦闘の評価によってランクが決まり、報酬が変わるそうです。
高ランクを目指す場合は、この報告書にもしっかり目を通しておきたいですね。
どうやら、ホシは不登校で引きこもりのため、センサーにひっかからず発見が遅れたようです。
彼のためにも素早く制圧し、治療を受けられるようにしてあげましょう。
現場の結界内に潜入すると、さっそく第一異形がお出迎えです。
戦闘準備画面では「看破」で敵の能力や弱点が確認でき、スキル及びアイテムではHPやSPが減少している生徒たちを回復することができます。
生徒名簿から生徒のステータス、装備スキルが確認できます。
また、隊列変更で実際に場に出て戦うメンバーの変更もできるようです。
これを見るに、まずは看破で敵の行動や弱点をもとに使用スキル、編成を見直し、スキル、アイテムで回復、その後戦闘へ向かうが勝利の方程式のようですね。私にはわかります。
チュートリアルと同様にとりあえず殴ります。
いい感じに効いています。
敵がスタンしました。
上のSTUNゲージがいっぱいになると、スタンして次のターンまで回避、行動できなくなります。
今こそ、チュートリアルでのうっぷんを晴らすため、ぼっこぼっこに殴ります。
無事に敵を倒すと、早速レベルアップしました。
どうやら、スキルの設定可能数とステータスが上昇したようです。
その後も次々現れる敵を倒していくと……。
でました初ボス沢村樹希です。
定石通り看破で情報を確認し、弱点である火属性攻撃中心の隊列に組みなおし、挑みましょう。
どうやら、いじめが原因で不登校になり、異常異能が発現したようです。
今、私は学校の先生です。この状況は見過ごせません。
さあ行け、わが生徒たち。学校の素晴らしさを教えてやるのだ。
浪崎さんの炎攻撃でちくちく攻撃しつつ、音羽さんで回復していきます。
完全に崩れ去った基本的脳筋原理主義を忘れ、慎重に進めていきます。
楽勝っす。難なく倒しました。
この難易度(イージー)なら、ゲームに不慣れでもつまずくことなくプレイしていけそうです。
リアルの問題はこんなにうまくいくことはありませんが、ひとまずクリアです。
教師として彼には負けるわけにはいきません。
生徒たちも、任務がひとまず終わり安堵したようです。
生徒たちと別行動をしていると、通信装置から生徒たちの声が聞こえてきます。
どうやら、こちらに聞こえていることに気づいていないようです。
すると、生徒たちが……。
なんだと、 言うじゃない。
まあ、いいですよ。今回の私は先生なので怒りません。
実際指示しているだけでしたし、気にしていませんけど。
ほんとに気にしていないので大丈夫です。はい、大丈夫です。
ちなみに結果はAでした。
イージーモードは、クリアさえできれば評価は常にAで、一定の報酬を貰えるみたいです。親切設計!
初授業
昨日任務があったので、今日は異能保健センターで検査です。
検査によると、神谷さんは異能が使えないのにもかかわらず、アクセス率が以前よりも上昇しているようです。
いったいどういうことなんだってばよ。
どうやら、塁さんによると来週末はCUADを受けるようです。
CUADとは、みんなで心の奥底を覗き見る装置で、失敗すると破滅という恐ろしい代物だそうです。
ゲーム的に言えば、ダンジョンです。
場面は変わって、拠点です。
ゲームの流れとして、授業でスキルを覚え、戦闘に備えていきます。
もちろん、定期試験もあるそうなので楽しみです。
当たり前ですけど、授業は7人制みたいですね。
それぞれに得意不得意があるみたいなので、授業によって消費される体調にも気を配りつつ、スキルを覚えさせていきたいです。
定期試験では知識と論理のステータスが影響するそうなので、おろそかにしないようにしたいです。
でも安心してください。進学校卒の私が彼らを立派な生徒にしてみます。
異能な奴ほど東大に行けです。
週末
ついに週末です。
休息と外出ができるそうです。
今回はせっかくなので、篠森若葉さんと美術館へ外出しました。
あれ、嫌われている……?
きっと授業が始まって、1週間目の土曜日なので疲れているに違いありません。
気を取り直して、日曜日は浪崎君と男同士で博物館へお出かけです。
よく考えたら、知り合ったばかりの先生と休日に出かけるのは嫌なのかもしれません。
私の配慮不足でした。
二人とも反応はいまいちでしたが、基礎力は少し上がったのでよしとします。
初CUAD
それから1週間経ち、ついにCUADです。
心なしか生徒たちも緊張しているように感じます。
そうですよね。みんなでやるわけですから、知られたくない複雑な心理ってありますよね。
そんなこんなで、異形が現れたので処理。
篠森さんのスタートダッシュ、重い一撃、クイックアタックはおすすめです。
行動が早く、威力が高いです。
私はこれをSHQA(Start Heavy Quick Attack)と呼んでいます。
おっさんと言われていたことも許してしまいそうです。
何やらやな感じの奴が出てきました。
これはドッペルと言って心の闇を擬人化した存在のようです。
そんなドッペルの差し金を退けると、ドッペルもどこかに行ってしまいました。
何やら涼平君は浮かない顔をしています。
多分、涼平君のドッペルだったのでしょう。
続いて何やらおとなしいドッペルや、絶望しているドッペルとも遭遇。
どちらも異形をけしかけてきました。
少々苦戦しましたがイージーモードなのを思い出し、無事倒せました。
ちなみにドッペルは気がついたら消えていました。
なんと、朝日さんが絶望していたドッペルは自分のドッペルだと告白しました。
さすが、パラディンみたいな能力しているだけあります。
根性のあるたいしたやつです。
そして、なにやら女子同士で揉めだしました。
こういう時、学生だった私はむしろ楽しんで見ていたものですが、先生となった今、気まずくてたまりません。
ちなみに、CUADは生徒たちが自力で進めることが重要なので、こういったトラブル中も先生は極力見守っています。
最後は何かに憤っているドッペルです。
話を聞く感じこいつの本体は無口でツンツンした背の高いやつな気がしますが……。
いったい誰のものなのでしょうか。
えー、知らなかった。
あなたのドッペルなのね。想像もつかなかった……!
先程ドッペルが見せた憤りが上城の心の内なら、彼も色々と抱えていそうです。
いよいよ、今回のCUAD最後の戦闘です。
気を引き締めていきます。
でかい。そして、怖い。
おそらくこいつは頭が重く、そのため腕が発達し、アンバランスな感じになっているみたいですね。強そうです。
看破してみたところ、火属性攻撃持ち、毒が通るみたいです。
毒属性スキル持ちの涼平君、火耐性が65%と高い永宮志弦、同じく火耐性持ちの篠森さん、回復持ちで同様に火耐性が強い朝日さんで挑みます。
上城君は火耐性が低いので外しました。
自分のドッペルだと思い、やる気満々のようですが、今回はお休みしてもらいます。
決して、初出動のときに使えないと言われたことを根に持っているわけではありません。
これまでの戦いで消耗したHPを戦闘前に回復し、いよいよ戦闘です。
まずは、篠森さんのSHQA。
流石です。いきなりに30ものダメージを与えました。
このスキルの組み合わせはボス戦でも有効なようです。
さあ次は、主人公っぽいキャラなのにバトルでは意外に活躍していない涼平君の番です。
授業で習得した「毒斬り」を使ってみましょう。
やりますね、涼平君。
いきなり毒状態にしました。
やらせているのは私ですが、さわやかな顔をしているくせに結構えぐいことしますね。
こいつは本物の悪ですぜ。
朝日さんも要所要所でかばい、みんなを助けていますね。
いい感じです。
さあ次は永宮志弦です。
この子だけフルネームで呼んでいますが特に意味はありません。
距離とか感じているわけではありません。
本当は仲がいいので大丈夫です。
こんな感じでチクチク殴っていきます。
やばいです。何気にピンチです。
「審判の火」が下されました。
あのソドムとゴモラを焼き滅ぼした伝説の火でしょうか。
なんにせよ、毒状態にしたことですし、相手が審判の火では分が悪いので悪の涼平君には下がってもらいましょう。
誰を使おうか悩んでいたところ、上城君が俺を使えと言わんばかりにカーソルがあっていたので、彼に託してみることにします。
早速、彼のスマッシュを浴びせてやりましょう。
おお、強い。つよいです。
クリティカルを当て、相手をスタンさせまくる。
これは、まさにアウトコースは流し、インコースは引っ張ってスタンドに入れる2015年夏の山田選手を見ているようです。
いいぞ、上城。よくやったぞ上城。
君がNO.1です。
序盤の印象はあまりよくありませんでしたが、かなり好きなキャラになりました。
基本的脳筋原理主義の復活です。
どうやら今回のCUADはここで終わりのようです。
涼平君が何か言いたげだったし、体験版はまだまだ続きますが、今回のプレイレポートもここで終わります。
この先で以下のように面白いEVENTもあったので、ぜひ遊んでみてほしいです。
総評
とりあえず、1つ目のCUADまでプレイしましたが、いかがでしょうか。
あれ、コイツ。もしかして、仕事と称して普通に楽しんでいるんじゃないのと思った方もいると思います。
今回はそれくらい面白いということにしてください。
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