都会の片隅にひっそりと佇む、
隠れ家のようなバー“ステラアビス”。
日々に疲れきっていた主人公は、
風に舞うチラシに導かれてその扉を開きます。
「どうやらひどくお疲れのご様子。
さっそく何かお作りしましょうか。」
マスターに勧められるまま注文したカクテルに酔い、
主人公は眠りに落ちてしまいました。
二日酔いの頭に響く聞き慣れない声で目を覚ますと、
視界には宙に浮く不思議な生き物と、
花が咲き乱れる幻想的な光景が広がっていました。
そこは酒に酔った人間の見る夢――“ヨイの世界”。
主人公は顔と腕を奪われ、
この夢の世界に囚われてしまったのでした。