[歴史]
長い戦乱の時代を終結させ、大陸プロデストの 国々を統一した男が居た。
その名は『覇王メディアン』
彼は人間でありながら、驚異的な戦闘能力で、世界に名をとどろかせた英雄だった。
しかし、タマイト暦535年、覇王メディアンが彼の幼い王子とともにこの世を去ると、
10年続いた統一国家は終焉を迎え、大陸プロデストは再び戦乱の時代へと戻っていった。
タマイト暦550年、再発した戦争は長くは続かなかった。
成長した覇王メディアンの娘『レナ』が、圧倒的な力で国々を制圧。
各国は平和条約を締結し、世界は再び束の間の平和を手に入れた。
タマイト暦600年、1つの影と3つの巨人が世界に現れた。
彼らはプロデストの大地を荒らし、人々を恐怖に突き落としていった。
無論、各国も手を拱いているばかりではなかった。国家間で共同戦線を張り、未知の敵と対峙した。
しかし、大陸は混乱する一方で、国々の結束は崩れ、なす術なく敵の力に屈していった。
誰もが絶望をしかけたとき、灼連の術師と呼ばれた覇王の娘『レナ』が、最後の同志と共に 軍を揚げる。
老いた王女は、相打ちを持って“影"に打ち勝った。
そして、残った3つの巨人は沈黙し、後に“世界を喰らう者"として恐れられていった……。
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