ヒバリ
本作の主人公。
これといった特徴のない平凡な中学2年生。
面倒見の良い性格ではあるが、
初対面の人に対しては距離を置いてしまう傾向にある。
かつて事故で父親を亡くしており、死に対する恐怖が人一倍強い。
自身に目覚めた時間遡行能力を使って皆を助けようと奮闘することになる。
マチネ
明るく元気な、少女たちのムードメーカー的存在。
同じ年齢のヒバリに興味を示し、協力者として彼女の調査に同行することになる。
誰とでも分け隔てなく話すため、みんなから好かれるタイプ。
笑いの絶えない家庭で育ち、彼女自身もいつも笑顔でいることが多い。
見た目に反して子供っぽい内面をしており、カリンやエノと遊んでいることも。
フヅキ
写真部顧問の父と絵画教室の先生をしている母を親に持つ、大人しく引っ込み思案な少女。
意見を表明することが苦手で、つい他人の意見を優先してしまう傾向にある。
そのためトウカのようなハキハキとしたタイプとは相性が良くない。
親の影響で写真撮影や絵を描くことが趣味。
対称的な性格の双子の妹がおり、誰からも好かれる彼女のことを自慢に思っている。
コマリ
真面目で頑張り屋
学校ではクラス委員長をやっていたことから、この状況下においてリーダー役として一行をまとめ上げる。
8人の中で最も小柄だが実は最年長。
年長者として皆を導こうと意気込んでいるものの、
言うことを聞く様子のないトウカやカリンに頭を悩ませている。
トウカ
サイドテールが特徴的な、自信家で気の強いクールな少女。
目標に向かって邁進する努力家で負けず嫌いな性格であるが、そのために他者を顧みないこともしばしば。
また歯に衣を着せぬ口の悪さが原因で他人と衝突することがよくある。
この軟禁生活においても他者の協力を仰がず、1人で行動しようとする。
カリン
大物政治家の父を親に持つ金持ち一家のご令嬢
しかし親との折り合いは悪く、夜な夜な街に繰り出すいわゆる不良娘。
難しいことが苦手で、その場のノリと直感だけで意志決定することが多い。
ノリで発言してコマリやスズに呆れられることもしばしば。
仲間と認めた人には厚い信頼を寄せ、困っているなら協力は惜しまない気のいい姉御肌な一面もある。
独自のあだ名で他人を呼称する。
エノ
様々な分野で大人顔負けの知識を有する天才。
特に医療方面の造詣が深い
一方で他人の感情の機微には疎く、意図せず配慮に欠けた発言をしてしまい他の人にたしなめられることも。
興味がある事への理解欲が凄まじく、そのためなら危ない行動も躊躇なく行ってしまう倫理観の薄い一面もある。
「~っす」という独特な口調で話す。
スズ
両親と3人の姉という女系の家庭で生まれ育った。
勉強・運動ともにそつなくこなす優等生で、人当たりがよく協調性も高い。
ある日母親の所持していた演劇のDVDを見ている内に、気づけば舞台鑑賞が趣味に。
そこで見た自分を輝かせる技術に興味を持ち、今はダンスやメイクの勉強をしている。