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「勇者死す。」とは

鬼才・桝田省治が贈る”終わりから始まるRPG”

このたびPSVitaに移植される「勇者死す。」とは、2007年~2012年に、 ケータイアプリとして配信されたマルチシナリオ型RPGです。 「限られた時間で物語を進める」といった基本ルールのもと、さまざま な独創的なシステムで、ロングヒットを記録したタイトルです。

桝田省治氏による”濃いシナリオとシステム”は、8年たった今でも、 類似のタイトルが存在しないほど強烈なオリジナリティを放っております。

コンセプト

「自分の葬式が見てみたい。」

今死んだら、誰が泣くか、葬式には何人集まるか、友人は何と 言って自分を送るか、知りたい。 こわい気もするが、自分の葬式をこの目で見て確かめたい。 誰もが少なからずもつ興味である。 が、現実的には生前葬でもしない限りは、絶対に充足することは できない。 これをゲームを通して、プレイヤーに疑似体験させたい。

「勇者死す。」はタイトルの通り、プレイヤーの分身である勇者は5日が 経過すると死んでしまいます。これを避ける方法はありません。 「勇者死す。」は勇者の死後、執り行われる「自分」の葬式を体験する タイトルです。

「魔王を倒して、本当に平和が来るのか?」

いわゆるファンタジーの冒険談は、勇者が魔王を倒した後が、 書かれることは希有である。 ほんとうに世界に平和は訪れたのか!?全国百万人の勇者経験者は、 知りたいはず。 その一つの答をRPGファンに提示したい。 ~桝田省治「勇者死す。」企画書より~

魔王の部下である魔物たちは何処へいったのでしょうか? 魔王討伐のために手を取り合った人間とそれ以外の種族はその後、共存 できるのでしょうか? 魔王の軍勢によって滅ぼされてしまった町は誰が復興するのでしょうか? 誰がお金を払うのでしょうか? 「勇者死す。」は、こうしたRPGをクリアしたとき、ふと思う疑問に 向き合い、一つの答えを提示するタイトルです。

スタッフ

企画・ゲームデザイン・シナリオ 桝田省治 音楽 伊藤賢治 キャラクターデザイン クロサワテツ プロデューサー 菅沼元 開発 株式会社ピラミッド