警察史編纂室に所属する警部補。25歳。
国家公務員第1種(いわゆるキャリア)として警視庁に
採用され、一時期は捜査一課に所属していたが、とある
怪異事件の捜査をきっかけに今の部署に異動となる。
怪異事件に対して、科学的にもオカルト的にも思考を
広げることのできる柔軟な思考力を持つ。
警察史編纂室に所属する巡査部長。29歳。独身。
ベテラン刑事然とした風貌を持つ体育会系刑事。
礼儀正しい熱血漢で、その見た目にたがわず腕っ節も
相当強い。
が、流血や怪談、怪奇現象に拒否反応を示すなど、
意外な一面も持ち合わせている。
風海や小暮の上司で、階級は警部。
警察史編纂室のヌシとして、日々業務ではなく
公営ギャンブルや昼寝にいそしんでいる。
部下達が関わっている事件に興味が無いのか、常に
ダラダラとしているが、稀に含蓄のあることを言って
周囲を驚かせる謎の人物。
怪しげな大阪弁を話す。
警察史編纂室に所属する警部補。25歳。
学生時代に渡米しプロファイリング技術を習得。
帰国後、入庁し、科学捜査研究所プロファイリング研究
チームの一員としてその知力を遺憾なく発揮していた。
オカルトの存在を全面否定しており、オカルトを
容認する風潮を持つ編纂室のあり方を変えるべく情熱を
燃やし、あえて編纂室に異動してきた。
毒舌で常に高飛車な態度をとるが、自覚は皆無。
警視庁刑事課の警察官。
その見た目と愛想の良さから、周囲の上司や女性陣に
可愛がられている。
オカルトオタクで、編纂室が扱う事件にも興味を持って
いる。
風海たちの前にふらりと現れ、編纂室に怪異事件を
持ち込む謎の人物。
警視庁の刑事だというが、登場するたびに名乗る役職や
所属が異なり、その実態はようとして知れない。
怪しい人物ではあるものの、持ってくる情報は編纂室の
メンバーにとって貴重なものが多く、疎ましがられ
ながらもある種の信頼を勝ち得ている。
都内の三流大学・須未乃大学で講師を務める民俗学者。
都市伝説やオカルトにおける知識はかなりのもので
怪異事件の解決の糸口になることも多々ある。
中学生のときに両親を失って以来、父親の親友だった
風海純也の父の家で生活を共にする。
純也にとって実の兄同然の存在。
長年追いかけている事件があるようだが、本人は口に
しようとしない……。
鴨根大学付属病院の監察医にして、同大学の助教授
として法医学を教えている。
霧崎とは大学時代からの友人だが、対照的なオカルト
否定派。
己の信念を曲げず、怪異にも現実的な理論でアプローチ
する姿は、編纂室の捜査にも少なからず影響を与えて
いる。
過去に怪異事件を体験し、心と体に大きな傷を受けた
らしいが、本人は口を閉ざしている。
霧崎が講師を務める須未乃大学の学生で勝手に助手を
名乗っている自称・オカルトジャーナリスト。
『狗山女学校神隠し事件』の生き証人でもあり、事件を
きっかけに超常現象に強い興味を持つようになる。
怪異事件の正体を解き明かすことに迷惑なまでの情熱を
燃やし、その行動力は常に編纂室のメンバーの手を
焼かせる。
本人のやる気に反比例し、霊感は全くの0。