ゼタの魔界復活を妨害してくる、数々の敵。ヤツらを打ち破るには、魔界に存在する強力な武器が必要となる。武器の種類は実に豊富。剣や斧といったポピュラー(?)なものから、スコップや鎧まで多様に用意されている。それらを随時、少しずつ紹介しよう!
古くから戦士の武具として活用されてきた魔剣。オールマイティな能力を持ち、様々な場面での活躍が期待できる。また、装備者の力量によっては一振りで大陸を分断するほどの能力を発揮。技も豊富で使いやすいのが特徴である。しかし、壊れやすいという一面も。
建物を破壊することに優れている鉄球。作業用として開発されたものを、武具として改良している。鉄球のトゲは仕留めた魔物の血液を吸収し、その都度、硬度を増していく。なお、鉄球の精製方法はなぞに包まれている。
百種の魔獣の血を浴びて精製されるという魔界の短剣。切っ先鋭く軽量なため、素早くかつ確実に相手に傷を負わせられる。速度を重視する装備者には、剣よりも適していると言える。また、建物内での戦闘にも向いており、一部の武芸者はその可能性を信じて技を磨いているという。
魔界には珍しいバズーカ砲。
強力な吹き飛ばし効果を持ち、遠距離最強と言っても過言ではない。ただし扱いにくさは相当なもので、専門家でなければ使いこなすのは難しいらしい。
闇を飲み込み、装備者の力を増幅させるクリスタルが施された魔槍。その魅力は攻撃の威力よりも効果にある。
しかし接近戦では苦戦を強いられることが多いため、槍を扱う猛者は威嚇のために槍を大きく振り回す攻撃予備動作を行うものが多い。
近距離最高の武器と噂されるバトルアクス。どんなに硬い装甲も、完膚なきまで叩き割る。しかし相当の重量があるうえに、振り下ろすときにブレが生じるため取り扱いが非常に困難。だが、それだけに近距離での攻撃力は、他の追随を許さない。また「斧を自在に操ることこそ戦士の証とも」言われている。
霊験あらたかな神木を切り倒して作られる小槌には、龍神の力が宿るとされる。
加護の力と祟りの力が混在しており、叩く面によってその効果が変わる。
世界のどこかには、振るだけで願い事をかなえる小槌もあると言われるが、定かではない。
叩くたびにプラスとマイナスの電荷を発生させ、空中放電を巻き起こす。
雷神が持つ太鼓は、その叩き方によって雨雲や雷雲をも呼ぶとされる。
意外とリズム感が大切で、ヘタに叩くと感電する恐れがある。そのため取り扱いには充分な注意が必要だ。
餓鬼の髑髏と肋骨を配し、常に禍々しい瘴気を放つスコップ。どんなに硬い土壌でも一突きで地中をえぐり、掘り起こした場所には得体の知れないモノが育つようになるという。
そんなスコップも魔界では武具として扱われており、スコップで命を奪うと髑髏がケタケタと笑い出す。
細長い刀身をしならせ、変則的に敵を突くレイピア。直線的になりがちな「打突」攻撃が基本だが、独特の“しなり”によって予測しにくい変幻攻撃となる。
また、スマートで美しい攻撃スタイルから、上級魔族に好まれているという一面を持つ。
魔力を生かした攻撃方法が魅力。
記された書そのものに魔力が宿っている、著書不明の魔導書。
発動する魔法は術者の能力によって、その威力が大きく変わる。なお「魔導書は高位の魔導師を取り込み、その知識を書として映している」との噂。
1,000ccもの薬剤を注入可能な特大注射器。この薬液は魔物の体液と反応して、毒にも薬にもなる。そして、その鋭い針先で刺された魔物は体液を抜き取られ、精神を冒されるという。
ピストンとシリンダは着脱不可のうえに針の交換もできないので、使い古された注射器で刺されると気を失うほどの痛みを感じる。
また、魔物の体力を吸い取って自分の体力に変換する荒業も使えるため、武器として一躍脚光を浴びている。
元々は戦車用の武器として開発されていたマシンガンを改良し、軽量化したもの。
しかし、本来は戦車に取り付ける武器だけあって、その重量は相当なもの。また、使いこなすためには高い技術が必要となる。
なお、一発の火力はバズーカに劣るが連射が可能であるため、総合熱量は見た目以上に高い。
猟銃に近いフォルムを持ち、大口径の機関銃弾を使用する魔界型スナイパーライフル。比較的軽量で、扱いやすい。
その弾丸は50口径弾が基本で、対人のみならず対物にも絶大な威力を発揮する。
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