「戦車のレベルアップ」「ウェポンマスタリー」「フリーダンジョン」システム公開!
魔王城とは、キャラクターメイキングや回復、買い物といった戦闘準備を行う重要な戦略拠点。また、建物やキャラクターを自由に配置できる、自分の街でもある。
ゲーム開始直後、魔王城には、岩や石といった「オブジェクト」の他に「犬小屋」と「ゼタ本」しかない。マップ上にどんな建物を建て、どんな部下を作るのか? それはプレイヤー次第。ゲームを進めて、自分だけの強力な魔王城を作ろう!!




戦闘に必要不可欠な部下を作る、キャラクターメイキング。本作のキャラクターメイキングは、「コンファイン」と呼ばれる特殊な方法によって行われる。
まず、プレイヤーは魔王城に落ちている「オブジェクト」を1つ選択。そして、コンファインを使って、そのオブジェクトに生命を吹き込むのだ。すると、命を宿したキャラクターの誕生となる。

キャラ作成時に行う「コンファイン」は、『ファントム・ブレイブ』に登場したシステムだ


「インバイト」で呼び出す建物は、戦闘マップ上で“兵舎・武器庫・施設”となる重要なもの。キャラクターやアイテムも戦闘中にインバイトで呼び出すことができるが、インバイトの基本は建物。どんなキャラクターを何人使用し、アイテムはどれを装備するのか。そして建物の特殊効果は必要か。戦い方や戦況を考えながら、より有効な建物を建てよう。



魔王城で「商人」を作成すれば、武器や防具、アイテムを買うことができるようになる。また、商人を戦いに参加させてレベルを上げると、品揃えがよくなり、さらに強力な装備品を購入できるようになる。ただし、買い物にはもちろんお金が必要。敵を倒してお金を手に入れよう。

商人を作成して、初めて買い物ができる。これも『ファントム・ブレイブ』でお馴染み



キャラクターが搭乗する戦車にも、各種装備品が用意されている。しかし、戦車用の装備は商人から購入するのではなく、「メカニック」から入手する。
 入手方法は至って簡単。アイテムを渡してそれを「マテリアル」に変えてもらい、そのマテリアルと戦車用装備を交換するのだ。



本作で重要な建物は、ゼタ本に「書き込む」ことで作成することができる。この「書き込む」コマンドを選ぶと、作成可能な建物がいくつか表示されるので、その中から好きな建物をひとつ選択。すると、魔王城に建物が出現するのだ。ただし、力の弱いキャラクターで「書き込む」と、そのキャラクターが昇天してしまうこともあるので注意。


キャラクターメイキングで作成したキャラクターには、自由に名前を付けることが可能。さらに、一度名前を決定した後からでも、再度変更することもできる。もちろん、プレイのたびに変更することだって可能だ。思い切って、毎日変えてみる!?



建物を建てる際、全知全能の書(ゼタ)にその旨を記入するのだが、場合によっては記入したキャラが昇天してしまう。これはキャラクターの消滅を意味しており、せっかく育てた苦労が一瞬でパーになることを示す。驚愕の事態だが、でも大丈夫。再度キャラメイクを行う際に、消滅したキャラクターの魂を利用することができるのだ。これを「転生」と呼ぶのである。
なお、転生によって誕生したキャラクターは転生前の職業によって、その後の成長率が変化する。たとえば魔法使いを戦士に転生させると、魔法が得意な戦士が生まれるのだ。


 本作ではキャラクターだけでなく、魔界の乗り物「戦車」もレベルアップすることが可能。
 ただし戦車のレベルアップ方法は、キャラクタのような戦闘による経験値の取得だけではない。「博士」というキャラクタがマテリアルを消費してレベルアップを行うのである。なお、マテリアルとは戦車の強化などに使用する物質(上記参照)。戦闘で入手するほか、「メカニック」にアイテムを変換してもらって手に入れるのだ。



 各キャラクターには、各種武器への「相性」が設定されている。たとえば戦士であれば、「剣とは相性が良く、本とは悪い」となる。また、武器には固有の必殺技が用意されているが、それを使用するためには「熟練度」を上げる必要がある。この熟練度は武器を使用するたびに上昇するが、相性が良ければ良いほど、上がりやすい。この、武器に関する「熟練度」と「相性」を表す数値を「ウェポンマスタリー」と呼ぶ。


 戦闘マップはストーリーの進行にあわせて出現し、それを順次クリアしていくことでまた、ストーリーも進行する。しかし、これとは別に純粋に戦闘のみを行うことを目的とした「フリーダンジョン」を作ることも可能。作成方法は魔王城内でゼタに「新しいダンジョンを作成したい」と願うだけ。
 ただしフリーダンジョンの作成には、マナを一定値以上所有という条件を満たさなければならない。なお、マナとは特殊なエネルギーのことで、戦闘中に敵を倒すと、その倒したキャラに蓄積されていく

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